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Apple Watch SEとは?
2020年9月に発売されたApple Watch SE。
最新のApple Watchのデザインで、必要十分な機能を搭載しているにも関わらず、価格が32,780円(税込)と手頃な価格なのが魅力です。
Apple Watch SEは通常のラインナップとは異なり常時表示機能を搭載しないなどスペックと価格を抑えたモデルとなっています。スペックを抑えているとのことですが、2019年モデルのApple Watch 5と同じチップを搭載しているので動作自体はとても快適で普段使いにおいては全く問題なく、不便さを感じさせないようになっております。
iPhoneの低価格モデルのiPhone SE(第2世代)をイメージして頂けると良いかもしれないです。内部スペックは最新のチップを搭載されていて余計な機能を削ぎ落とすことでコストを下げています。Apple Watch SEも同じコンセプトの元に開発された感じかなと思います。
使えない機能としては、常時表示機能や血中酸素濃度の計測くらいかなと思います。Apple Watchとしての機能は、十分すぎるくらい使うことができるので上記機能が必要ないならApple Watch SEで十分すぎるかと思います。
外観
Apple Watch SEはいわゆる廉価モデルですが、上位モデルと同じ見た目です。
Apple WatchはApple Watch 初代・series 1〜3までが角形スタイル、Apple Watch 4で丸みのあるスタイルに刷新されてApple Watch 6まで継承されて、Apple Watch SEにも採用された形となりました。
ケースの右側にAppスイッチャーを起動したり、電源のON・OFFをしたりするボタンとDigital Crownを搭載しています。
Apple Watch SEは常時表示機能がなく、画面点灯から1秒くらいタイムラグがあります。
常時表示はこれまで腕時計をしてきた方に取ってとても魅力的な機能の一つですが、必ずしも必須機能というわけではないので必要なければ価格の安いApple Watch SEはかなり魅力的な1本となるのではないでしょうか。
おしゃれ&便利な文字盤
Apple Watchはディスプレイを搭載したスマートウォッチなので文字盤のデザインを自由に変更することが可能となっています。これは、Apple Watch SEに限らず全てのモデルも同じです。
ファッション性を重視してシンプルに時計だけを表示して色合いを自分好みに調整するのもいいですし、コンプリケーションアプリを使って様々な情報を表示させて素早く今の状況を知るための文字盤にカスタマイズするのもいいでしょう。
様々なアプリのコンプリケーションが設定できます。例えば、カレンダー、天気、マップ、心拍数、ミュージック、メッセージ、ワークアウト、計算機、電話…などなど。よく使う機能を置いておくことで素早く機能にアクセスできるので便利ですよ。
自分で作成したオリジナルの文字盤にすることでさらに愛着が湧いてきます。
また、複数の文字盤を登録することができますのでTPOによって使い分けることができます。例えば運動用、仕事用、遊び用、散歩用などなど。シーンによって使いたいアプリが異なると思いますのでそれぞれカスタマイズしてより快適な腕時計にしましょう。
こちらは普段使い用で、天気・PayPay・音声によるリマインダー登録がメインです。
こちらはお出かけ用で、Googleマップや電車の乗り換え、PayPayなどを使用しています。あとは右上のコンプリケーションが紫外線指数です。私は紫外線を気にしているので意外と便利です。(笑)
まだまだおしゃれな文字盤はたくさんあります。たくさんの人が文字盤アプリを開発していて、それをダウンロードするだけで簡単に使うことができます。
キャッシュレス決済
Apple Watch SEはApple Payに対応しているので、iPhoneに登録してある電子マネー(iD、QUICPay、Suica、PayPay)を使うことができます。Suicaにも対応しているので電車の改札でもApple Watch SEがあれば決済ができるので日々のツールとして使うことができます。
これが慣れるとめちゃめちゃ便利です。Apple Watchを持つ前は「スマホで良くね?」と思っていましたがポケットからスマホを出すのと腕時計でピッとするのでは全然感覚が違います。もうAppleWatchなしの生活には戻れないですね。
また私はあまり使っていませんが、クレジットカードを登録することも可能です。
お出かけ仕様
Googleマップと乗り換え案内のコンプリケーション。
いちいちスマホ開かなくて良いのがめちゃくちゃ便利。また、iPhoneで他のアプリを使っているときに閉じる必要がないっていうのも便利すぎます。何より、近未来的でかっこよくないですか?笑
音声認識
ド定番ですがSiriとリマインダー。これらはApple Watchだからこそ活きる機能かと思います。わざわざアイフォン出してまで、使う機能でないけど、使うと便利。そんな痒いところに手が届くっていう言葉がぴったりな機能かと思います。
タイマー&目覚まし&ストップウォッチ
これは、めっちゃ使います。
スマホでタイマー使っていて音がなってどこにあるかわからなくて探してしまうときありませんか?一人でいるので、誰に迷惑かけるわけでもないけど、なんか無駄に焦る。目覚ましが朝鳴っているけど、スマホがベットから落ちていて、探すのにちょっと時間かかるみたいな。
大したことではないけど、そんなちょっとしたイライラが解消できちゃいます。笑
腕についてるから、絶対に無くさないし、探すことはあり得ません。
アクティビティ
これも定番ですが、運動状況を通知してくれます。主な機能は3つ。
- 消費カロリーの計算
- スタンドアップ
- 運動時間
ぞれぞれ設定した目標を達成していないと、「あと少しです!頑張ってください」とか「諦めないで!」とか応援してくれます。仕事しているとついつい忘れちゃうので、都度通知してくれるのはありがたいですね。
サクサク動くS5チップ
かなり前の話になりますが、Apple Watchは遅すぎて使えないと言われていました。
しかし、最近のApple Watchは性能が大きく飛躍して、アプリの起動速度が遅いと感じることはありません。
Apple Watch SEは2019年に発売されたSeries 5と同じS5チップを搭載。このCPUチップはSeries 3の2倍の処理速度です。一方で上位モデルのApple Watch Series 6に搭載されているS6チップとは20%の性能差しかありません。安くても快適に高速に使えるのがApple Watch SEの魅力です。
Apple Watch SEがおすすめな人
最後になりますが、私はこんな人にApple Watch SEをおすすめ人します。
- Apple Watchを使ってみたい
- 時刻は常時表示なしでも良い(1秒くらいのタイムラグがあります)
- 支払い、Suicaなどをスマートにしたい
しかも、お値段も安いので、とりあえずApple Watchを使ってみたいという方には、良い選択肢になると思います。バッテリー持ちも良いし本当におすすめします。