ありがたすぎるベリー類
今回はメリットしかない最強のフルーツ、ベリー類について紹介させてもらいます。
毎日の野菜に加えて100g程のフルーツを食べるのが良いことは広く知られていますが、どんなフルーツを食べれば良いかわからないという人にはベリー類をお勧めします!
本記事では手軽な値段で手に入れやすいベリーの驚くべき効果をご紹介します。この記事を見終わる頃にはアマゾンでベリーをポチっていることでしょう。
メリット
抗酸化作用
「活性酸素」や「フリーラジカル」って聞いたことありますか?老化・劣化の原因として悪者扱いされていますが、本来は生体に必要なものです。
しかし、デスクワークで1日のほとんどを座って過ごし、ストレスに晒された挙句、スイーツとアルコールを大量摂取、みたいな生活を送る現代人はこれら活性酸素やフリーラジカルが過剰に作られてしまっています。
シミやシワの発生原因で、カラダの酸化が進むと、最終的にはガン、動脈硬化そしてアルツハイマーなどの恐ろしい病気を引き起こす原因となります。
この酸化現象を抑制する抗酸化作用を持つのがベリー類。ベリー色は、フラボノイドの一種である抗酸化物質「アントシアニン」の色素です。アントシアニンは、余分な活性酸素やフリーラジカルを中和してくれます。
そのほかにも免疫力をパワーアップする様々な物質も豊富で、まさにカラダの内側から若さを保つために欠かせない食材と言えるでしょう。
食物繊維
ベリー類はたくさんの食物繊維を含んでいます。以下では食物繊維を取ることでどんなメリットがあるのかを解説していきます。
甘いお菓子やジャンクフードを食べても食べても、お腹とココロが満たされない感覚、皆さんも1度は味わったことあるのではないでしょうか?健康的に痩せたいのなら、この症状を克服する必要があり、まずはどうしてそのようなことが起こるのかを認識して理解する必要があります。
消化の容易な甘い物や炭水化物のカタマリのような食べ物を口にすると、血糖レベルがドカンと一気に急上昇し、すぐに満腹感を感じます。ですがほとんど時間が経たないうちに血糖値は急下降、かなりのカロリーを摂取していても、あっという間に空腹感に襲われてしまうのです。この現象は血糖値スパイクや血糖値のジェットコースターと呼ばれていまして、食べてからさほど時間が経っていないのにお腹が空くのはこれが原因です。食べてもすぐにお腹が空くので、当然食べ過ぎてしまいます。
そして、さらに問題なのが、この血糖値の急変動により、脂肪細胞へより多くの脂質を貯蓄する働きが促進されてしまうことです。スイーツやジャンクを日常的に食べていると、確実に太る原因はこれになります。
この血糖変動と脂肪蓄積のループを防いでくれるのが食物繊維です。食物繊維の豊富な食材はゆっくり消化されるので、血糖レベルが緩やかに上昇・下降します。よって食べた後にすぐの空腹感や口さみしい感に襲われずに済みます。
ポリフェノール
ハーバード公衆衛生大学院が「痩せやすい野菜やフルーツの種類」について133468人の看護師を24年間追跡調査した大規模な追跡調査です。
なんと、対象になった野菜と果物は70種類にも及びました。
その結果ベリー類は果物の中で体重の減少と一番相関が高く、野菜よりも効果が高いという結果が出ています。
どうしてこれほどまでにベリーが良いのでしょうか?
それはベリー類に多く含まれるアントシアニンというポリフェノールのおかげです!
ポリフェノールとは植物が紫外線や感染症から自らを守ために作り出した成分で、苦味や色の素になっています。
そのポリフェノールを摂取すると人間にも抗酸化作用や体内の炎症・老化を抑えるなどのアンチエイジング効果、癌や糖尿病などのリスクを低減する効果があることが分かっています。
腸に超良い
腸の健康に役立つ繊維質も豊富に含まれていて、潰瘍性結腸炎など腸の炎症から腸を守り症状を緩和する効果があります。繊維質は1日あたり30g摂ることが推奨されており、80gのブルーベリーには約1.5g含まれています。
脳の機能を保護する
イギリスのペニンシュラ医科歯科大学によると、ベリーなど植物化学物質が豊富な食品は、老化に関連した短期的および長期的記憶障害を食い止めるのに効果的だという報告がされております。具体的なメカニズムはまだわかっていませんが、ブルーベリーに含まれるフラボノイドが、学習や記憶を司る脳の部分である海馬の特定の経路を通してシグナルを送るようタンパク質を活性化することがわかっています。
また、学術団体「American Chemical Society」が行った研究では、初期の記憶力低下が見られる70代のボランティアグループに2ヵ月間毎日、市販のブルーベリージュースを2〜2.5カップ飲んでもらったところ、飲まなかった対照グループと比較して、「学習と記憶力テストに著しい改善」が見られるという報告がされています。「こうした仮の記憶の研究からわかったことは励みになるもので、ブルーベリーを日常的に補給することは、神経変性を未然に防いだり軽減したりするアプローチになるのではないか」と、レポートは述べています。
集中力の向上
イギリスのレディング大学の研究によると、ブルーベリーは集中力や記憶力を著しく向上させると報告されています。実験参加者は朝、ブルーベリーが200g入ったスムージーを飲んでから注意力テストを受けた。午後になると、スムージーを飲んだ人の知力は、飲まなかった対照グループより15〜20%高かったそうです。ブルーベリーに含まれるフラボノイドが脳への血流を増やし、細胞の生存と成長に不可欠なシグナル経路に作用したからだと考えられています。
おすすめの冷凍ミックスベリー
ミックスベリーには、ブルーベリー・ラズベリー・ブラックベリー・ストロベリーなどが含まれており、これらベリー類の栄養を効率良く摂取するのに向いています。それぞれバランス良くミックスしてあるので、単品で揃えるのに比べてコストパフォーマンスも良好です。冷凍で年中手軽に利用できるメリットもありますが、継続的に栄養素を摂り続けたいことを考えると、コスパの優秀さも嬉しいポイント。一般的には、上記のなかから3~4種類のベリーを組み合わせて販売されているものが多いでしょう。以下にAmazonの冷凍ミックスベリーをご紹介します。