在宅ワークに適応できていますか?
コロナ禍で急速に在宅勤務・テレワークという新しい働き方が拡がりましたね。わたしが勤める会社も例にもれず、在宅勤務推奨となっており、月1回も会社に行きません。
でも正直、集中できない、捗らない、どうしよう!ってなっていませんか?仕事が全く進まない… 。集中できないことが多くて、毎日何時間もダラダラと残業。
みなさんが集中できないと感じているときには、つい関係ないサイトを徘徊したり、なんとなく部屋の整理をしたくなったり、ふと眉毛の形が気になったり、といったように思考があっちこっちに旅行してしまっています。そのせいで漫然とした時間を過ごすことになり、なんとなく非効率的な仕事をしてしまうのです。
ポモドーロ・テクニックで集中力を爆上げ
わたしを含め、そんな悩みを持った方々にオススメしたいのが、この記事で紹介するポモドーロテクニックです。
標準的なポモドーロ・テクニック は 30 分 を 1 単位 と する。 25 分間の作業と5 分間の休憩を繰り返し行うテクニックです。(作業内容やご自身の感覚に合わせて15~35分まで時間を変えてOKです。)
ポモドーロ(Pomodoro)とは、イタリア語でトマトを意味します。考案者のフランチェスコ・シリロ氏がトマトの形をしたキッチンタイマーを使ってこの時間管理法を実行したことに由来しています。
例えば2時間かかる作業であれば、25分×4回で達成できる内容に分解します。分解した要素をひとつひとつ潰していくことで、25分終わるごとに「ヨシ、ちょっと進んだな」という小さな成功体験が得られます。この小さな成功体験がやる気・集中力を保つに非常に重要となります。
1時間で10分も休憩?8時間勤務であれば80分も休憩するってこと?って思いますよね。わたしも最初は思っていましたが、試して1日で「これやばい・・・」ってなったので、食わず嫌いはやめてぜひこの記事を見てみてください。
なぜ集中力が上がるのか?
では、なぜポモドーロ・テクニック で集中力がアップするのでしょうか?その理由をご説明いたします。
人は達成感を味わっているときにはドーパミンが放出されていてやる気を出すことことができます。
ポモドーロ・テクニック によって作業を25分に分けることで、小さな成功体験を積み重ねることができ、ドーパミンが常に放出されている状態を作ることができるのです。その結果としてやる気・集中力を保つことができるようになるんです。
また、初頭効果と終末効果というものがあって、人は最初の10分と最後の10分に集中力が爆上がりします。皆さんも作業が終わりそうになると「あと少しだ〜」ってなって集中力が上がった経験もありませんか?
この二つの効果によって驚くほど集中力を保つことができるようになります。
やはり集中する時間と休憩する時間のメリハリが、高い集中力を維持するコツなんだと思います。75分ぶっ通しで作業して15分休憩よりも、25分作業して5分を3回繰り返す方が、なぜか効率は上がるのです。
以前は、60分以上は平気で作業を続けて、休憩…というペースでしたが、これをやると集中力が完全に切れてガス欠状態に。それが、25分作業→5分休憩という短めのサイクルだと、ガス欠になりません。不思議ですね。 そもそもポモドーロ・テクニックを試す前は自分の集中力が切れていることすら認識していませんでした。集中していない状態がデフォルトみたいな感じです。それがポモドーロ・テクニックを使ってからは、「あれ?私ってこんなに集中できるんだ」「あれは集中できていなかったんだ」と認識することができました。
まとめ
いかがだったでしょうか。今後も間違いなく在宅ワークは続きますので、自宅での作業効率を上げることの重要性はかなり高いと思います。ぜひ皆様も試してみてください。