反ってしまった外壁の補修は張り替えしかないのか?

生活

家の外壁は10年毎に塗装するのが理想

新築した当初から、家のメンテナンスについて話は聞いていたが、先立つものが・・・

見て見ぬふりして長年放置してしまった外壁の塗装。週末日曜日になる度に、飛込み業者の「今やらないと大変なことになりますよ。」の言葉を、「う、うん。わかっているんだけどね。先立つものがね。ほら、塗装って足場を組むのに20万とかかかるっていうじゃない。どうせ外壁やるなら屋根もいっしょにやりたいじゃない?まとまったお金がねぇ・・・」なんて、のらりくらりとかわしているうちに、いつの間にこんなに外壁反っていたんだろう・・。

人間って、自分の都合の悪い事や、目を向けたくないものは、蓋をしてしまうんだなと、本腰を入れてリフォームしようと決心してから初めて気が付いた事実。ベランダの塗装のさびや、外壁の色が薄くなってきていたことはわかっていたし、「まあ、築20年もたてばこんなものよね。でも、塗り替えすれば綺麗になるでしょ。」と単純に考えていたのだ。

外壁は自分で点検とまではいかないまでも、劣化状況くらいは把握できていたはずなのに、こんなに反り返っていたっけ?というほどのもので衝撃。

塗装専門業者は反りについては指摘してくれない

なんでだかわからないけれど、色あせやチョーキング現象についてはどの業者も指摘するのに、反りについて触れる業者はほぼいないのには驚きだった。見積りをたてる前に、点検はどこの業者もするだろうけど、指摘しないということは見積の範囲外と考えたほうがいいかもしれない。実際、見積りの中に、外壁のそり対策についての費用が記載されていた業者は3社中2社だけだった。

張り替えを検討する前にやれること

じゃあ反ってしまった外壁は張り替えしか手がないのか?というと、補修でなんとかなったのでそれを紹介。

ズバリ、ビスを打つ!。

簡単なようですが、単純ではありません。そりが激しい場合は、無理にビスうちすると外壁が割れてしまう為、NGなケースも。また、ビスうちする際に、下地が生きていてビスが効くかどうかを確認することも大事。下地がすでに劣化している場合は、上からビスをうっても効かないので、その際には張り替えをするしか手がない。
外壁の浮きや反りだけの補修なら、ビスを打ったあと、外壁の色にあわせてタッチアップ。塗装工事をあわせて行う場合は、補修後塗装してもらい料金を安くあげることができた。

リフォーム費用は計画立てて確保しておこう

今更ながら言えることは、劣化前に塗装するのが一番よいということ。劣化原因として、雨水を吸い込んだことにより乾燥収縮が起こることや、温度変化によりサイディングが収縮することが挙げられる。うちのような家の場合、窒素系サイディングの12ミリだが、反りやすいことが指摘されていて、現在は使用されていないもの。現在では14ミリ以上のものを使用しなければいけないルールになっているそうだ。このような話も点検を受けて初めて知った。自宅の外壁の厚さまで把握している人がいったいどれだけいるだろう?

住宅を購入したら、住宅ローンの他に、リフォーム費用も積み立てておこう。慌てて「お金どうしよう」となる前に。

nono

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住宅ローン完済。子育て終了。定年近い夫、社会人2年目の息子と暮らす50代主婦。パソコン教室運営。

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micel

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理系メーカーで5年間、社畜として飼われていましたが、副業で¥617円(時給¥200円くらいww)稼いで価値観が変わったサラリーマンの金錬ブログです。

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